
2025-04-25
【Day.0】Flutter未経験から実務レベルへ!Flutter 3.29対応 1週間集中特訓ロードマップ
目次
はじめに
こんにちは!今までWeb開発を専門にやってきましたが、急遽Flutter案件にアサインされることになったWebエンジニアです。
私のようにFlutter未経験でWeb開発からFlutterを学びたい方に向けて、
「急にFlutterプロジェクトを任された!」
「最新のFlutter 3.29を1週間で身につけなければ!」
という切実な課題を解決するため、Web開発の経験を活かしながら、効率的にFlutterを習得するための1週間集中ロードマップを作成しました。Web開発からFlutterへの転換を目指す皆さんと、この知識を共有していきます!
Flutter 3.29とDart 3.7の最新情報
2025年4月現在、Flutter 3.29とDart 3.7が最新バージョンとしてリリースされています。
- Flutter: 3.29.0
- Dart: 3.7.0
- Android Studio: Ladybug
- Xcode: 16
Topics
Flutter 3.29では、Impellerレンダリングエンジンの改善やMaterial 3の完全対応など、重要なアップデートが含まれています。このロードマップは最新バージョンに完全対応しています。
Flutter学習に役立つ公式リソース
このロードマップの特徴
このロードマップは、以下のような特徴があります。
- Flutter 3.29の新機能を活用
- Dart 3.7の最新文法をカバー
- 10週間分の内容をフルカバー
- 1日8時間×7日間の集中学習
- 即実践できるハンズオン中心
1週間集中スケジュール
🚀 Day 1: 環境構築 & Dart 3.7マスター
午前(4時間)
- Flutter 3.29 SDK・IDE設定(1時間)
- エミュレータ/シミュレータ設定(30分)
- Dart 3.7基本文法(変数、データ型、演算子)(1.5時間)
- 制御構文とパターンマッチング(1時間)
午後(4時間)
- Records(Dart 3.0新機能)(1時間)
- クラスとオブジェクト指向(1.5時間)
- 非同期処理(Future, async/await)(1.5時間)
🎨 Day 2: Flutter 3.29基本概念とUI構築
午前(4時間)
- Widget概念理解(1時間)
- StatelessWidget vs StatefulWidget(1時間)
- 基本UIコンポーネント(Text, Container, Image, Button)(2時間)
午後(4時間)
- レイアウト構築(Row, Column, Stack)(2時間)
- Material 3対応とCupertino(1時間)
- ListView, GridView実装(1時間)
💾 Day 3: 状態管理と画面遷移
午前(4時間)
- setState基礎(1時間)
- Provider徹底理解(1.5時間)
- Riverpod 2.0入門(1.5時間)
午後(4時間)
- Navigator 2.0基礎(1時間)
- GoRouter活用(1時間)
- 画面間データ受け渡し(1時間)
- Deep Linkingとルーティング(1時間)
🌐 Day 4: データ処理とバックエンド連携
午前(4時間)
- HTTPリクエストとAPI連携(Dio活用)(2時間)
- JSON解析とFreezed/json_serializable(1時間)
- エラーハンドリング(1時間)
午後(4時間)
- SharedPreferences(1時間)
- SQLite基礎(1時間)
- Hive入門(1時間)
- フォームとバリデーション(1時間)
⚡ Day 5: 高度な機能実装
午前(4時間)
- カスタムウィジェット作成(1.5時間)
- アニメーション基礎(Flutter 3.29の新機能含む)(1.5時間)
- プラットフォーム固有機能(1時間)
午後(4時間)
- Firebase連携(FlutterFire最新版)(2時間)
- パフォーマンス最適化(1時間)
- CustomPainterとClipper(1時間)
📱 Day 6: 実践アプリ開発
午前(4時間)
- SNSアプリクローン開発(UI構築)(2時間)
- 認証機能実装(Firebase Auth)(2時間)
午後(4時間)
- 投稿機能実装(2時間)
- リアルタイムチャット(1時間)
- 画像アップロード(1時間)
✅ Day 7: テスト・ビルド・リリース
午前(4時間)
- ユニットテスト(1時間)
- ウィジェットテスト(1時間)
- 統合テスト(1時間)
- Flutter DevTools活用(1時間)
午後(4時間)
- リリースビルド作成(1時間)
- アプリ署名(1時間)
- ストア申請準備(1時間)
- CI/CD基礎(GitHub Actions)(1時間)
Flutter 3.29の注目機能
Flutter 3.29では、以下のような新機能や改善が含まれています。
- Impellerレンダリングエンジンの改善
- Material 3完全対応
- パフォーマンス最適化
- WebAssemblyサポート強化
学習効率を最大化するコツ
効率的に学習を進めるための5つのポイントを紹介します。
- 4-4-4メソッド
4時間学習 → 4時間実践 → 4時間アウトプットのサイクルを意識 - Flutter DevTools活用
パフォーマンス分析やウィジェットツリー確認を積極的に - 最新パッケージの活用
freezed_annotation: ^2.4.1、go_router: ^14.2.0など、最新版を使用 - 成果物ファースト
毎日1つ以上のアプリを完成させることで実践力を養う - 公式ドキュメント並行読み
最新の変更点を常にチェック
よく使うFlutterパッケージ(最新版)
実務でよく使用される重要なパッケージをまとめました。
- riverpod
最新の状態管理ソリューション(v2.5.1) - go_router
宣言的ルーティングパッケージ(v14.2.0) - dio
高機能なHTTP通信ライブラリ - freezed
イミュータブルモデルクラス生成 - json_serializable
JSONシリアライズ/デシリアライズ - firebase_core
Firebase基本機能パッケージ
まとめ
1週間という短期間ですが、集中して取り組めば10週間分の内容を習得できます。重要なのは「実践」と「アウトプット」です。
毎日必ず動くアプリを作ることで、実務で使えるスキルが身につきます。Flutter 3.29とDart 3.7の最新機能を活用しながら、効率的に学習を進めていきましょう。
この超集中型ロードマップを完走すれば、あなたも即戦力のFlutterエンジニアの仲間入りです!
次回予告
「Day 1: 環境構築 & Dart 3.7マスター」の詳細な手順とハンズオン課題を解説します。Flutter 3.29の新機能を活用した効率的な学習方法も紹介しますので、お楽しみに!
- 参考文献