概要

義務教育でもプログラミングが必須化となり、ますます注目度があがるITエンジニアやプログラマと呼ばれる職業ですが、実際にWebエンジニアとして働いている僕自身が思うメリット・デメリットをご紹介します。

エンジニア(SE)とプログラマ(PG)の違い

Question

まず、エンジニア・プログラマとはどんな職業なのか?
「プログラマ(PG)」「システムエンジニア(SE)・エンジニア・Webエンジニア・組み込みエンジニア」など様々な呼ばれ方をされることが多々ありますが、どう違うのか?
などの事前知識について説明してきます。

プログラマ(PG)とは?

「プログラマ」「エンジニア」「Webエンジニア」「組み込みエンジニア」という呼び方は、業種で言うプログラマ(PG)を指していることが多いです。
簡単にいうと、プログラミング言語をごりごり書いて、システム・アプリケーションを開発する仕事です。

システムエンジニア(SE)とは?

システムエンジニア(SE)はプログラマ(PG)と同じと思われている方は多いと思われますが、本来はゴリゴリとプログラムを書いて開発するのではなく、システムを作るにあたっての仕様決め(要件定義)、どのように作るかの設計(基本設計)をするのが主な仕事です。

しかし、実際にはプログラマ(PG)も、要件定義・基本設計などを行うこともあり、システムエンジニア(SE)も、プログラムを書くことがあるので、一緒と思われているのが現状です。

僕自身は、プログラマ(PG)として働いております。
そのため今回はプログラマ(PG)として働くメリット・デメリットを紹介したいと思います。

エンジニア・プログラマとして働くメリット・デメリット

メリット・デメリット

実際にエンジニア・プログラマとして働く僕が感じているメリットやデメリットを紹介します!
結論からいうと、僕自身はメリットしかないと思いますが、人によっては以下で書かれるようなデメリットもあるかと思いますので、デメリットに関してはよく聞く話として記載させていただきます!

メリット

メリット
  • メリット【1】
    専門技術・スキルが身につく!
  • メリット【2】
    業界として人材不足かつ、案件数としてはまだまだ増え続ける!?
  • メリット【3】
    お金を稼ぎやすい!?
  • メリット【4】
    自由に働きやすい!?
メリット【1】 専門技術・スキルが身につく!

専門技術・スキルが身につくと何が良いかというと、真っ先に思いつくのは、転職です!

事務職や、営業さんは自身の実力を示す方法がほぼ面接の場での自己プレゼン力にかかってくるという話も聞いたことがあります。
それと比べると専門技術・スキルに関しては、資格・経歴・自身で作ったサービスやポートフォリオなど、自身の実力やスキルを目に見える形で示せることが多いです。

他にも、いいサービスのアイデアが思いついて、それを作りたいと思った時に、技術があれば、資金がなくても自身でプロジェクトを立ち上げることが可能かもしれません。

アイデアがあっても、専門技術が無いと、
一人では作れない → だれかに手伝ってもらわないと。 → 資金がない
という状況に陥り、結局ビジネスチャンスを見逃してしまうこともあると思います。

また、自分で作るほどの技術がなくても、多少の専門技術・スキルがあれば、
「こういう技術を持った人が必要。」
「この人に頼んだが、こんなに時間かかる?ぼったくられている?」
などの判断もできるようになると思います!

メリット【2】 業界として人材不足かつ、案件数としてはまだまだ増え続ける!?

PC、スマホ、タブレットなどのデバイスの増加、5Gなどのインターネット技術の発達を目の当たりにしていると、それに伴いアナログ作業のシステム化から、革新的なアプリケーションのアイデアまで、世界中にIT技術を使った仕事も急激に増加しているのが現状です。

案件・仕事数が増えているのにもかかわらず、現在でも深刻な人材不足問題があります。
そのため国を上げて、義務教育のプログラミング必修化が決定されたとも考えられます。

ここで、「人材不足ということは、結局昔と変わらずブラック企業ばかりなのか?」という疑問も出てくると思います。

結論からいうと、
そんなことはありません!
実際に、私はここ1年間で残業時間30hくらいで、ほぼ毎日18時に帰っています。

なぜかというと、人材不足の原因に「IT = ブラックというイメージがついている」ということを企業側は気づいているからです。

仕事が多いのに人材不足だからといって残業させてしまうと、結局いつまでたっても人材不足は解消されないことに気づいています。
そのため、エンジニア・プログラマはとても重宝され、働き方改革・福利厚生の充実をしっかり取り入れた企業が増えていますので、ご安心ください!

メリット【3】 お金を稼ぎやすい!?

「メリット【1】 専門技術・スキルが身につく!」から繋がることでもあるのですが、専門技術・スキルがあると、お金を稼ぎやすくなります。

まず、IT専門技術・スキルがあると、リモートの案件や、オンラインのプログラミング講師などの副業案件を獲得できる可能性があります。
また、他の職業に比べて、フリーランスや独立にも移行しやすいと言われています。

副業に関して、例えば、営業さんや不動産の方は、
「営業のスキルを生かせる副業ってあるのかなぁ?」
「投資の話あるけど元手がないし、副業やるために、居酒屋バイトなどでお金を稼がないと」
と考える方も少なくないと聞きます。

しかしIT業界に至っては、専門技術・スキルをフルに生かせる副業案件がたくさん存在します。
この点も大きなメリットかなと思います!

メリット【4】 自由に働きやすい!?

副業に関することをメリットとして挙げましたが、副業案件では、フルリモートかつ好きな時間にやってOKという案件は多数存在します。
企業でも、フルリモートフレックスタイムの導入をしている企業もたくさんあります。

実際に僕自身経験していますし、現在進行中でフルリモートで、好きな時間できる案件を2,3個副業として行っています!
(平日は9-18時のフルタイムで本業として、会社に勤務しています!)

エンジニア・プログラマの根本的な仕事としては、「プロダクト(アプリやシステム)を作ること」です。
「○月中に、10万円でこのプロダクトをお願いします!」というイメージです。(どこでどのくらいの時間をかけようが、○月中までに作れればOK)

そのため、他の業種に比べて、自由に働くことを実現しやすい業種だとは思います。
しかし、実際には僕も平日はフルタイムで働いています。
大きな規模になればなるほど、守秘義務やセキュリティーポリシーは厳しくなるため、全てがリモートになるのは難しいだろうなと思っているのも事実です。

デメリット

デメリット
  • デメリット【1】
    勉強し続ける必要がある。
  • デメリット【2】
    忙しくなりやすい!?
  • デメリット【3】
    AIに仕事が奪われる!?
デメリット【1】 勉強し続ける必要がある。

どの業種でもそれぞれ勉強は必要になると思います。
例えば、保険関連の資格勉強・不動産関係の資格勉強、マネージメントなど。

エンジニア・プログラマも同じように、資格勉強や、プログラミング・インフラ・AWSやGCPなどと言った各種サービスの勉強まで様々な勉強をしていく必要があります。
勉強する範囲も無限大で、かつ国の法律などと違って技術は日々進化し、新しい技術が開発されたり、トレンドが移り変わるので、そいう意味ではやはり他業種に比べて日々勉強しないと、ついていけなくなったり、成長出来なかったりします。

僕の考え

やりたく無いというマインドになってしまったら難しいですが、学校の勉強と違いやりたいと思える勉強は結構楽しいです!
もっとこんなことできるようになりたい、こんなものを自分で作ってみたいと思いながら、「これを作るためにはこの知識が必要」と考えてやっているので、僕自身は勉強と思いながらやるよりは、調べ物を身につけていく感覚で勉強しています。

デメリット【2】 忙しくなりやすい!?

技術の移り変わりや、新技術の登場とともに、新たなプロダクトも開発され続けています。

企業は競合他社に負けないよう新プロダクトをよりスピーディーに開発することを求めて、忙しくなることもありますし、人材不足問題に伴い、忙しくなることも少なくないのは事実です。

その中で、勉強もし続けなくてはいけないという思いから、しんどくなってしまうこともあるようです。

僕の考え

メリットでも説明したように、エンジニア・プログラマを大事にしようと動きから、忙しくて炎上している案件は減ってきていますし、炎上しないようにスケジューリングしてくれている会社も多数あります。
前述したとおり、技術があれば転職ハードルも比較的低いので、エンジニアのことを考えてくれず、馬車馬のように働かすような会社は辞めてもっといい会社にいくべき!

デメリット【3】 AIに仕事が奪われる!?

「AIが人間の仕事の大半を奪う。」ということはどの職種でも懸念されることだと思います。

エンジニア・プログラマも同じように、「AIが書くプログラムの方が正確で、かつ早い」とは誰もが想像できます。
そのため、先の短い職業じゃないかと思われているようです。

僕の考え

やはりどの業種・業界でも懸念されていることは間違い無いです。
しかし、将来を不安に思っていても仕方ないですし、AI技術はエンジニア・プログラマによって作られるので、エンジニア・プログラマに関しては、他に比べて長く生き残ることができると思っていますw

まとめ

実際にエンジニア・プログラマとして働く僕が思う、エンジニア・プログラマという業種のメリットやデメリットを紹介しました。

結論、、、
エンジニア・プログラマ最高!!!!
が僕の意見です。

「向き不向きはやってみないとわからない」というのが僕の考えなので、もしも、やりたいことがなければやってみても良い分野かなぁと思います。

僕自身、勉強嫌いで、お世辞でも賢い類の人間ではなく、
高卒→バーテンダー→エンジニア・プログラマ
という完全未経験かつ独学でのスタートでしたが、やっているうちにその楽しみを知り、今も楽しく仕事できています!

興味がある方・今のところやりたいことが特に無い方はぜひ、エンジニアを目指してみてはいかがでしょうか?